辞める人・ぶら下がる人・潰れる人。あなたの組織を救う「ターゲティング戦略」とは?優秀な人より「伸び代のある人」を死守せよ。
なぜ、良かれと思った「働き方改革」が逆効果になるのか?組織を蝕む“マイナス感情”の正体
マスターピースです。
今回ご紹介する書籍はこちら!
【1】あなたの組織は「病気」にかかっていませんか?
「最近、優秀な若手が立て続けに辞めてしまった」
「福利厚生を充実させたのに、社員の不満が消えない」
「やる気はないが居座り続ける『ぶら下がり社員』が目立つ」
もし一つでも心当たりがあるなら、あなたの組織は「組織の病」に侵されているかもしれません。
今回ご紹介するのは、医師でありMBA(経営学修士)も持つ上村紀夫さんの著書『辞める人・ぶら下がる人・潰れる人 さて、どうする?』です。
3万人以上の面談データに基づき、医学と経営学の両面から「強い組織」を作るための科学的な方法を解き明かした一冊です。
この記事では、
初心者の方にも分かりやすく、
組織を再生させるための
3つのポイントを凝縮してお伝えします。
【2】組織を蝕むのは「マイナス感情」の伝染
組織が衰退する最大の原因は、
怒り、妬み、不平不満といった
「マイナス感情」の蓄積です。
このマイナス感情は、
まるでウイルスのように
組織全体に伝染します。
一人の小さな不満を放置すると、
それが周囲に広がり、
最終的には離職やメンタル不調という形で「発症」してしまうのです。
ここで重要なのは、
「プラスを増やすより、マイナスを減らす」こと。
多くの会社が「ノー残業デー」や「フリードリンク」などのプラスの施策(快適さ)を導入しますが、実はこれらはすぐに「当たり前」になり、効果が長続きしません。
人間は、給料が上がった喜びよりも、
下がった時のショックを強く記憶する性質があります。
まずは、社員が抱える
「不公平感」や「不満の種」を
取り除くことが先決なのです。
【3】「離職ゼロ」は正解ではない
「離職者が出るのは悪いことだ」
と思っていませんか?
本書では、「離職はゼロではなく、最適化を目指すべきだ」という驚きの提言をしています。
離職には大きく分けて
3つの種類があります。
積極的離職:キャリアアップを目指す前向きな決断
消極的離職:今の環境から逃げ出したいという後ろ向きな決断
離脱:心身の不調で働けなくなること
本当に避けるべきなのは、やる気がなく言われたことしかしない「ぶら下がり人材」が定着し、組織が停滞することです。
適度な人の入れ替わりは、
組織の健康を保つための
「新陳代謝」でもあります。
【4】誰を守るか?「組織内ターゲティング戦略」
全員を満足させる施策は存在しません。
なぜなら、ある人にとっての「快適」が、別の人には「不満」になることもあるからです(例:在宅勤務の導入が、対面を好む人には不満になる等)。
だからこそ、
「誰を優先して守るか」という
戦略(ターゲティング)が必要です。
本書が推奨する優先順位は
以下の通りです。
ハイポテンシャル人材(伸び代のある人):2〜3年後に優秀人材になる金の卵
立ち上がり人材:入社直後の新人
優秀人材:すでに組織を牽引している人
意外にも「優秀な人」が
1位ではありません。
なぜなら、本当に優秀な人は
外部からの引きも強く、
引き止めるのが困難だからです。
また、優秀な人がずっとポストを独占すると、次世代の「伸び代のある人」が育つ機会を奪ってしまうこともあります。
未来の組織を支える
「伸び代のある人材」の流出を
防ぐことこそが、持続的な
成長のカギとなります。
【編集後記】
組織は「生き物」である
組織は無機質なシステムではなく、感情を持つ人間の集まり、つまり「生き物」です。
「誰の、どんな問題に、どう対処するか」を明確にし、社員の心に想像力を働かせること。
それが組織の病を治す
第一歩になります。
「最近、職場の空気が重いな」と感じているマネージャーの方、ぜひ本書を手に取って、あなたの組織の「健康診断」をしてみませんか?
【おわりに】
本書にご興味を持たれた方は、ぜひ手に取ってみてください。
詳細が気になる方は以下のリンクをご確認ください。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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